こんにちは⭐️
当院では治療の選択肢の1つに、手作り食を提案しております。
現在、獣医領では腫瘍性疾患の治療として、
1、外科的切除
2、化学療法剤(分子標的薬も含む)の使用
3、放射線治療
4、免疫活性療法
などが選択肢として考えられています。
アリイ動物病院では『腫瘍性疾患に対し、根治を目指す治療をご提案』していますが、
実際に手術や化学療法剤に耐えられない子たちもいます。
心臓腫瘍や広範囲におよぶ肝臓腫瘍や胃腫瘍などの場合には、
免疫活性療法を治療の選択肢の1つとしてご提案しています。
根治をお約束する治療ではありませんが、腫瘍と向き合って付き合っていくことは出来ます。
その1つに『手作り食』という方法があります。
ご家庭で実践でき、ご家族にしかできない治療です☺️
もちろん、副作用などもないため、非常に良い治療だと考えております。
🐶腫瘍細胞を抑えるための手作り食の基本🐶
手作り食の概念では、『腫瘍細胞とは老廃物の塊』という考え方になります。
いかに、その老廃物を減らせることができるかが治療の最大のポイントです✊
まず、老廃物の排除に必要な食材は『食物繊維』です‼️
食物繊維で老廃物を絡めとり、便から排泄させていきます。
食物繊維が豊富な食材:ごぼう、かぼちゃ、さつまいも、きのこ、ブロッコリーなどがあります。
次に、腫瘍細胞の活性を抑えるために、自己免疫力を上げることが大切になります‼️
その要素として、ビタミンや魚に多く含まれるEPAやDHAが大切になります。
ビタミンが豊富な食材:ブロッコリー、かぼちゃ、にんじん、さつまいも、魚類などがあります。
EPAやDHAが豊富な食材:魚類(イワシ、サンマ、シャケなど)
この他に、きのこ類は食物繊維やビタミンも豊富に含んでいますので、おすすめです🎶
調理方法は私達が食べるの同じ方法ですが、消化しやすいように『煮る』ことをおすすめしています🐶
腫瘍細胞(ガン)でも、自己免疫力を上げることで、十分に腫瘍増殖抑制が望めます。
免疫活性療法は様々な方法がありますが、手作り食はご家庭ですぐに実践できる素晴らしい治療です。
治療の選択肢の1つに『食事療法』をぜひ検討してみてください。
アリイ動物病院 院長