こんにちは⭐️
高齢になるにつれて、発症しやすい病気は動物種、犬種、猫種によって大きく変わります。
今日は特に猫ちゃんに多い『慢性腎臓病』について、お話したいと思います。
⚠️慢性腎臓病⚠️
10歳以上の高齢猫ちゃんに発症が多く、その原因の多くが加齢による腎臓の衰えになります。
初期症状は飲水量の増加、食べ好みです。
食べ好みについては、普段食べていたご飯を食べなくなったり、お風呂場の水や蛇口からの水を直接飲むことが増えてきます。
これは腎臓病の進行により、胃がムカムカしてきて悪心症状があるためです。
その結果、病気が進行すると吐き気や食欲不振を引き起こします。
私たち人間が異常に気付くときは、比較的進行していることが多いため、初期症状の飲水量の増加や食べ好みが見られた際に、なるべく早くホームドクターの先生に相談してみてください。
慢性腎臓病の診断は『尿検査と血液検査』で可能ですので、ご自宅の猫ちゃんに心配な点がありましたら、一度動物病院を受診してみてください。
アリイ動物病院 院長
電話0466-41-9581