こんにちは🎶
わんちゃんの食事は、ドライフードからウェットフードまで本当にたくさん売られています。
正直、うちのカイくんの食事も店頭で選ぶ探していくと、かなり悩んでしまうと思います💦
そして、今日お話したい内容になりますが、インターネットでも店頭でも穀物不使用などの低アレルギー食による宣伝を非常に多く見るようになりました。
アリイ動物病院でも皮膚の痒みがあり、アレルギー体質を疑う子には低アレルギー食をおすすめしています。
実際に、犬のアレルギー物質の食べ物は
1.牛肉(タンパク質)
2.牛乳
3小麦(穀類)
4米(穀類)
の順に多いと報告されています。
一方で、タンパク質や穀類などはわんちゃんの成長過程で、非常に大切な栄養素にもなります。
近年の獣医療の発展に伴い、食べ物アレルギーと診断されるわんちゃんの数は増えています。
食事を新奇タンパク食(まだ食べたことがない肉類や魚類の食事)やグレインフリー食に変更することで、皮膚の痒みが改善する子も多くなっています。
アレルギー体質の場合、生後3歳齢までに痒みの症状が出てくることが多いですが、食べ物アレルギーではなく、感染症からの痒み、ノミアレルギーやハウスダストによる痒みの場合もあります。
食事による体質改善はとても大切なケアですが、その全てが低アレルギー食(新奇タンパク食やグレインフリー食)で良いというものではありません。
特に若い子はたくさん栄養価のあるものを食べ、元気な骨格を作ることが非常に大切になります。
その子その子にあった食事を考える必要がありますので、低アレルギー食を検討している場合には、一度ホームドクターの先生とご相談するようにしてくださいね。
アリイ動物病院 院長
電話0466-41-9581