目について🌱

こんにちは、獣医師の上野です☺️
雨の日が続いた後の晴れの日はいつもより増して空が青く、日差しが眩しく感じて清々しい気持ちになりますね☀️

眩しい、ということで今日は目の病気について、『白内障』についてほんの少し触れてみようと思います👁

『白内障』とは、目の構造の一つである水晶体が白く濁ってしまい、視力が低下してしまう病気のことを言います。

水晶体自体はカメラでいうレンズの役割を担う部位ですので、その部位が汚れて(濁って)しまうと対照がぼやけてしまって見えにくくなってしますのです📷

原因は様々あり、一番よく遭遇するのは老化に伴う白内障だと思います🐶

8〜10歳くらいから、「あれ?少し目が白くなり始めたかな?」という飼い主様からの相談を受ける印象です👓

次いで、病気から二次的に白内障になるケースです。糖尿病などがその代表ですね⚠️

目の病気で言うと、主なものとして目の中で炎症を起こすもので、ぶどう膜炎網膜剥離水晶体脱臼緑内障などが当てはまります。

これらのものは目に痛みを伴うことが多いので、
症状としては、目を眩しそうにしている涙の量が多い眼球が腫れているように見える、などが認められます👁‍🗨

こういった症状を放置しておくと白内障に発展してくる可能性があるので注意が必要です☠️

治療に関しては省略しますが、大事なのは白内障を起こす原因の病気を治すことにあります✨

一度、白内障になってしまうと元に戻らない場合もありますので、疑わしい症状がある時は早めに治療・対処をすることが大事です⚠️

少し目が白いかな?目を気にしているけど大丈夫かな?など不安になることがあれば気軽にご相談ください😄