医療技術の進歩に伴って、動物医療についても、再生医療を提供できる時代になっています。
今回は、前回ご紹介した子の経過も含めて、
『ヒト臍帯を用いた幹細胞培養上清液の注射』による慢性腎臓病の改善成績について、ご報告いたします。
再生医療の注意事項や、投薬方法などの詳細については、前回の症例紹介をご参考にしてください。
⭐️『再生医療シリーズ1:犬の慢性腎臓病』
➡︎ https://www.alii-animal-hospital.com/news/6909/
月2回の再生医療を継続し、その後月1回の再生医療を実施しています。
緩徐に進行をしていますが、現在も腎臓病の内服薬は使用しておりません。
月に1回の皮下点滴と再生医療の注射のみを実施しています。
慢性腎臓病の治療として、週1回の皮下点滴と内服薬を実施していましたが、徐々に悪化していたため、
ヒト臍帯を用いた幹細胞培養上清液の注射を1週間に1回(合計4回)実施し、
その後1〜2週間毎に1回を目安に実施しています。
本症例については、既存の治療に再生医療の注射を組み合わせた形にて実施しました。
現在も定期的(1週間〜2週間に1回)に実施していますが、
クレアチニンの数値が安定しており、良好な反応が得られています。
今回ご紹介した患者様以外においても、
慢性腎臓病については、再生医療の成績が良好な傾向を認めています。
点滴治療や内服薬での治療以外では、代替医療となる選択肢としてお勧めしております。
再生医療の実施については、ご来院時にご説明しております。
再生医療のご質問については、ホームページの『お問い合わせ』よりメールにてお願いいたします。
診療時間でのお電話でのお問い合わせについては、
診察・手術を行なっておりますので、お電話でのご説明ができない状況になります。
ご協力、宜しくお願いいたします。
アリイ動物病院 院長